夕べ、FMこころの「RADIO SHANGRIーLA」でバーバラ・ストライサンドの「いそしぎ」が掛かった。これはほんとに素晴らしい、と、DJのおふたりは語りあっていて、私もバーバラの歌は大好きで、その素晴らしさに異論はないのだけれど、でも、「いそしぎ」は、どうしても、アストラッドなんだワ。
たぶん、半世紀以上前のことでやや記憶がおぼろになってきたけれども、たぶんこれ、私がはじめて買った洋楽だった。だから(注・EPレコード)
なんでだったのかはわからないけれど、なんだか、とっても惹かれてしまったらしい。でもそのときにアストラッドへの関心が広がってボサノバ等を聴くようになる、ということはなくて、それからずっと忘れていた。
「イパネマの娘」はスタンダードなのでよくラジオでもかかっていたけれど、それと「いそしぎ」の彼女とが同じ人とは知らなかったのではないか。覚えていないけれど。
ボサノバを聴くようになったのは、ずっと後に、まずアルゼンチンフォルクローレやタンゴが好きになって、そういう系統のディスクを探していると自然と南米音楽全般の音楽にも出会うようになり、そちらの方向からだった。