▼映画たくさん録画しているのでなるべく見る。
「ゲット・アウト」
ホラーはやっぱりつまらない。この作品は単なるホラーではなく人種差別的な問題を扱っているということではあるが、結局、深みに欠けるのでつまらない。
ばかばかしい。でも見てしまったのではある。
「グッドナイトムーン」
すっかりおばさんなスーダンサランドンどんなん?と思ってみはじめてみたが、筋もすぐに見え見えで退屈そうなので途中放棄。人生の時間たっぷりではなくなってきているので、いらなかったた即放棄。かなり前からこの方針になっている。
▼神社はなんで神社だけで立っているのか?
この本の筆者は学者ではなく、おじいさんの代が廃物希釈を体験させられたお寺の住職
真に迫るところがあり、つよく引きつけられるため、新書で読める各種研究書たちよりもすいすい読めたのだった。
廃仏毀釈という愚かな歴史があったものの、神社とお寺が共存状態だった痕跡は今でも普通に存在している。しかし、そういった場所に関して、ずっと謎に思っていたことがあった。それは、お寺の中に神社がある例はよく見かけるのだが、逆に、神社の中にお寺がある例はあまり見かけないということだ。
なぜ?
そういったことをよく知っていそうな人に何度か訊いてみたこともあるが、あまり納得のいく答えは得られなかった。
ところがこのたび、この本の中に答えが見つかった。これだ。
「ほとんどの神社は寺院の中にあったと言うと、そんなことはあるまいと疑われる読者もあると思いますが、ほんとうです。明治の廃仏毀釈が寺院から神社を独立させたのです」
もうこれ本の開いた突端に書いてあるのに今までどこを読んでいたんだろう?
神社というのは多くが寺院から独立させられたものであるので、それで、神社だけでおっ立っているわけだ。そうかそうか。納得。