こぐらす日記

ここは思いついたことをただ呟くところで話バラバラ気分次第

「プロ」ってなに?

大坂なおみ会見拒否報道でTwitterにいちばん初めにあらわれていたリプの多くは、批判的なものだった。簡単にひっくるめて言うと、わがままだ、契約しているから義務だろう、プロなんだからやるべきだろう、といったようなものだ。その後、支持を示す声が多く、スポンサーも支持を表明、とうとう大会主催も改善を考えると表明、ということになり、突端に文句言ってた人たちの梯子は完全に崩壊の模様。

 

私も大坂を支持する。でも、当初は内容的な情報があまりないので、わからないなあ、と思っていた。がしかし、そのよくわからなかった時から、「プロ意識がぁー」という発言の輩にはゲッソリしていた。彼らは、よくいる種族だ。

 

はいはいはい。プロ意識ってなんです?

 

私は40代も後半になってから、一種の工芸といってよいことを職業にしようとしたので、そういう方面の「プロ」な人たちに接する機会があった。ここで「プロ」な人たちというのは、ご自身で、プロなのでプロとして、とよく口される方々という意味だ。

 

私は年くった初心者だったので、彼らからすると「こちらは若い頃からずっとやってきてるんだぜ、それをなんでその年になって急にやれると思ってんだ」という感じだろうと思う。そういう息がけっこう聞こえたものだった。言葉にはなくても。ああういうのが「プロ意識」というものなのだろうか。

 

私のもとの職業は、あまり年齢や年数に関係がない結果がすべてな職業だった。その世界では「プロですから」というような発言をする人はまずいなかった。だから、工芸ものづくり世界の方々の「プロなんだ」にはちょっと驚いた。

 

誇るべきこととして、年数をかけて技術を磨いてきたということはあるだろう。でも、そのことが「プロ意識」なのか? それで生計を立てているということがあるだろう。

それがプロ意識なのか? 

 

わからないので、現状「プロプロ言ってる人たちは理解できないな」という話でしかない。で、きょうは眠いのであまり考えられないまま終わるのだが、また追々考えてみたい。私の予感では「プロ意識」「プロなので」というようなものは、あまり大したもんではないと思われる。